思い出をトッカータにのせて(序章2)

柊梛菜  2009-03-07投稿
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私たちの学校がたまたま6年一貫教育でたまたま私たちが6年間クラス替えのないクラスに居たからかもしれない。

この6年間でしてきた様々なことは、今や私たちに無くてはならないものとなっていた。
…自分でも気付かないうちに。

そしてその事に気づいた時には、例によってやはりもう全てが終わっているのだ。

どんなに足掻いても戻ることの出来ない過去。
もう繰り返すことのない毎日。

気づいてしまうと、心は虚無感に支配され、新しい日々への一歩を踏み出せなくなる。

ならば思い出してみよう。
あの、輝いていた日々を…

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