キョウがいなくなってもうすぐ一年になる…
私はキョウに二度と会えないという現実を信じられないまま時間だけ相変わらず慌ただしく流れた。
夢には何回か出てきた…
元気なあの頃のキョウだ。いっぱい笑って パスタが好きで お酒に強くて 男っぽい性格で 美人で 字が下手で 歌に詳しくて タトゥとピアスがいっぱいで 優しくて…私の親友のキョウ。
夢の中で私は必死で話す。「たまにはこうやって 夢で遊ぼう。出てきなぁ」
笑顔で笑ってるだけのキョウは何もいわない…
目覚めると私は現実では二度会えないんだと実感し涙が止まらなくなる
キョウに会ったのはつい昨日の事の様に思えた
「又 連絡するわぁ!今度はゆっくり会おう。」
「そうやなぁ。体調よい時 連絡するわっ」 いつもの様に普通にかわした会話が最後の会話になってしまった