地球の裏側でアイルは無力な自分に嘆いていた!
「くそっ!くそ」
蛇羽羅『くそっってな』
ギガ蛇流は蛇羽羅の耳障りな会話も受け流し、未来のゼルビィアを見つけだした!
ギガ蛇流『さてさてこれは…どういう事でしょう?』
ゼルビィアは一人電気の糸で縛られ、椅子に座りグッタリとしていた…
蛇羽羅『巳南儀!しくじったな!』
ジルビィアの幼なじみであり、スィードの妻であるユイラ!
その体に眼雹移した巳南儀は、素早くギガ蛇流の前に膝まつき言う!
巳南儀『すっすみませんでした!今では言い訳にしか聞こえないでしょうが、確かに先ほどまで』
ギガ蛇流はユイラのいやっ巳南儀の頭を撫でながらしゃがみ言う
ギガ蛇流『良いんですよ…巳南儀。この場所さえ僕等じゃ特定不可能ですからね。良くやった巳南儀…』
巳南儀はポーッと目が踊る
さてとっ!!
ギガ蛇流『敵も、こちらの動きを読める能力を持っているようですね…まぁ心当たりは付きましたが…』
蛇羽羅『なぁガルルの子ゼルビィア拷問するか?』
ギガ蛇流『まぁ時間の無駄でしょうね…しかしジルビィアさんも実の双子の兄を置いて逃げるなんてねぇ。。』
巳南儀『元々、仲の悪い兄弟でしたからね…出来の悪い兄ですし、こんな風に貢献出来たからば、心中も少しばかり、浮かばれているかと??』
ギガ蛇流『!!!ってあぁ・・・全く・・・』
巳南儀『趣味が悪いのは蛇羽羅様の方ですわ…まぁ少しは男前になられましたけど。。』
蛇羽羅は頭からゼルビィアに喰われ、目をギラリとし、立ち上がり言った
蛇羽羅『ガハハハ!!!コイツがお前の血かぁ!!まぁ今は少し弱いが!さっきまでの体は臭くてしょうがなかったなぁ』
ギガ蛇流『お前ってガルル様は所詮私の手に封印したに過ぎません』
ギガ蛇流の手には生々しい顔があり、そいつは大海賊ガルルだった。
そしてまた逆の手にはキナビィア
つまり…ジルビィアの父、母、兄、幼なじみが集結した組織が暗‡黒なのである!!