大恋愛、そして闘病 10年後の未来 5

子波  2009-03-09投稿
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『泣いてもわからないでしょう?』
『彼が原因なのね?』

私も彼との事が原因だとは正直思っていなかった。
でも、心に我慢してたまっていた気持ちは彼との事だけだった。

『淋しいよ…』

一言 こう言えた。

そしたらどんどん色々な気持ちが溢れてきて、泣きながら母親にすがり付いていた…

『彼の傍にいきたい…』

『離れているのが淋しい…』

『一緒にいたいよぉ…』

『彼の傍にいたいの…』

ただそれだけ何度も泣きながら言っていた

あとはほとんど息が出来なくなるくらい泣いていた気がする。
その時、母が私を抱き締めてくれた…
母親の腕の中で泣いたのはいつぶりだろう…
とても温かく、安堵した…
そして、前にもまして長い間、母親の腕の中で崩れるように大声で泣いていた…


続く…

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