コンコンッ
「入るよっ・・・紅茶入れたんだけど…もう気がついたかな…」
・・・
返事のないドアの向こう側に海結は気を落としつつも、中へ入った…
海結『なんだ…起きていたなら、返事くらいしてほしかったなぁ。。』
・・・・・・
海結『紅茶ここに置くね…。』
海結は紅茶を机に置き部屋のドアノブに手をかけたその時
力無い声が風みたいに・・・
シマクマ「ヨ…メ…゛ン」
何・・・。
シマクマ「…ワク…テ…ゴ…。」
海結「…クマサン…アリガト…。。」
シマクマはベッドから降り海結へと向かうが、紅茶につまづき、転んでしまう!!
幸い傷ついた体に気を効かせた紅茶は冷たく、火傷にはいたらかったが
シマクマは両膝をついたまま言う
シマクマ『何で、お前は…そんなに強いんだ!!怖くないのか!!』
今度は逆に海結の言葉に力が見あたらなかった。
海結「コワイヨ…」
シマクマ『ならっ』
海結『怖いから…今ありがとうって言ったんだよぉ゛クマさんにねっアリガトウって』
シマクマ『俺だって昔は敵なんかないと、思ってた!!だけど…今は目の前のみんなが桁外れで強くて…周りも見えなくなるって言うか、見たくもないって言うか…』
海結『でも…今一番私を見ていてくれてるのは…クマさんだと、私は思ってる…だからコワイけど怖くない。。うん。。怖くない!!』
シマクマ『海。。。俺さっ…実は』
海結『さぁ紅茶もう一度入れてくるね。。。その前に…』
海結はドアを思い切り開けた
ドン゛゛゛!!
海結『あら沙兎チャン何してるのかな??まさか盗み』
ジィ『盗み聞きなんかせんわ゛゛』
海結『じじぃまでいい趣味だね…もうここら辺一帯は海だしね〜』
海結は白虎のミーナを呼び出し!
沙兎耶『えぇ゛゛ええ!!海チャン何する気?ロープなんか持ってギャッ縛らないで』
ジィ『この無礼者!ヒ~ごめんなさい゛゛゛』
盗み聞きをした、二人は、縛られ、プクプクと海に沈められた゛゛
アバゥガババゥババ