【女の勘というほど恐ろしいものはない…。】
『新条君?これは…?』
旅行から帰った途端に達也から連絡があり…休む暇もなく仕事になった…。
『あーそれ?まじ怖いっすよ女の勘は…昔何度浮気がばれた事か…(笑)』
なんだか胸騒ぎがする…。気のせい?
『佐山さん…。』
『何でしょう。』
『俺と付き合ってよ…。』
達也の意外な発言に…翠は格別驚きもしなかった…。
『ごめんなさい…。』
『どうして!?やっぱり付き合ってる人がいるんすか??』
達也は翠に詰めよう…。
『さぁ…よくわからないゎ…。』
それを聞いた達也は…翠を押し倒す…。
『新条君…?』
達也の目には…うっすらと涙が浮かんでいた…。
『一人暮らしの男の家に来るっていうのは…こういう事だろ…?』
達也は翠のブラウスのボタンをはずそうとした…。しかし翠は…
『やってみなさい…でもあなた…その時は今後一切仕事がこなくなると思いなさいよ…?』
『!?』
新条君…あなたもそこまでバカじゃないわよね…。
『…すみません…した…。』
続