ずっと一緒だよ・・・8

ミィ  2006-07-08投稿
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      『救いの手、まさかのあの人』



 
   よし。



    今度は成功の予感★






    今度こそと思いドアノブに手をかけたその時だった。



    

     可唯「気をつけてね★」



    憂「あ、ありがとう・・・。」




     後は、通路を通って階段を下りるだけ。



    だと・・・・思っていたのに・・・・。




     『おー!!可愛い子はっけーん★』


    『わ、マジだ!!かっわい〜。彼女1人?』




     明らかに私に声をかけてきてる男達が数名。



   まさかこんなときに初ナンパを経験するなんて・・・。



     憂「今、いそいでるんです。」



    『堅いこと言わないでサー。ネ?』



     男の1人が私の腕を掴んできた。



    憂「・・ッいやです!!!」




     男の腕を振り払おうとしたその時だった。



    『何してんの〜。』



    聞き覚えのある声。




     顔を上げるとそこには・・・・可唯クンがいた。




    憂「何で・・・。」




      『か、可唯さん!!』


    『す、スイマセン!!可唯さんの物だと知らなくて・・。』




     『し、失礼します!!!!!』



    男達は一目散に逃げていった。



     可唯「ね?だから気をつけてって言ったんだよ。」




    憂「・・・・ッ。」





      まさか、あなたに助けてもらうなんて



        思っても見なかった・・・・。



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