『』
憂「・・・・・。」
可唯「〜〜〜〜♪」
憂「あの・・・帰りたいんですけど・・・。」
可唯「だーめー。」
憂「・・ι」
子供ですか・・・・?
憂「どこ・・・行くんですか?」
可唯「さぁ?何処行きたい〜。」
憂「家に帰りたいです。」
事の発端は少し前。
男達に絡まれていたのを助けてもらったことから始まる。
お礼に付き合ってと言われ今に至る。
憂「・・・・・。」
隣の人は上機嫌。
何がそんなに楽しいんだか・・・・。
憂「ねー・・・まだですかー。」
可唯「んー、もうちょっと。」
私はふいに見覚えのある人物に目が留まった。
憂「え・・・・・?」
可唯「ん?どーかした?」
急に足の動きが止まった私を不審に思い可唯くんが話しかけてきた。
憂「嘘・・・・。」
私の目の前にあったのは・・・・あの人の存在。
どうして・・・・・?
可唯「憂?」
私は無意識のうちに走り出していた。
その場にいたらまた同じことが起りそうで恐かったの。
可唯「憂!!!!」
私の後を可唯くんが追いかけてくる。
憂「・・・ッ。」
でも男の可唯くんに勝てるわけもなくて私はあっさり捕まった。
憂「・・・ッ。」
泣いてる私を気遣って可唯くんは人気の少ない公園に座らせてくれた。
可唯「憂、どうした?」
憂「・・・ッもう・・・どうしていいかわかんないよ・・ッ!!」
可唯「・・・・?」