☆それぞれの愛☆
砂浜の上に座っている私とアキ
『アキ、今回の彼氏とは随分長いけど、結婚とかって考えたりするの??』
「まぁ今まで3ヶ月以上続くなんて奇跡に近かったからねー(笑)」
『ほんとにね(笑)』
「…でもね、今思うと、当然かなって思う」
『何が??』
「いや…治樹と付き合う前の彼氏とかには、求めすぎてたもん!!
誰でもよかったわけじゃないけどさ、居場所がほしかったのよ」
『居場所…ねぇ』
「うん…なんつうの?!いつでもアキのことを考えて、アキの全てを知っていてほしいーとかさ?
とにかく愛されてる実感??が確実にないと不安だったんだろうと思うけど、結局自分勝手に相手を振り回してただけだった」
『確かに(笑)アキに振り回されてた男はたくさん見てきた!!!(笑)』
「あ、やっぱり?!笑
でもさ、アキが男関係めちゃめちゃな時、未有の言葉にはやられたわー」