私の存在価値なんてあるのだろうか
段々と疑問に思えてくる
この悲観的な感情は増す一方で苦しい
毎日顔を合わせるから忘れられない
諦めようとも諦め切れない
貴方が隣にいる限りは思い出と呼べそうにない
無邪気に憧れだったなんて言えない
生きていれば今日よりも辛い事が待っている
辛ければ辛い程
今日の事なんてきっとどうでも良くなる
だったら早くそんな日が来て貴方を想った日を忘れたい
溜め息はもう辞めて
聞こえて来ると私は辛い
どうせ違う人の事を考えている
貴方が言っていた
溜め息の訳
『その人の事を考えると溜め息が出る』
『何だかほっとけない感じで惹かれる』と
親身になって相談を聞く振りをして心は傷を負った
だから気付いてしまう
貴方は辛いんだと
貴方の携帯が鳴れば心臓が波打つ
彼女からだとは限らない
詮索はしないけどこうゆう時の女の勘は嫌でも働いてしまう
メールを打つ仕草
何を考えて打っているのだろう
そんな日に早く貴方が仕事を終わらせて帰れば私の溜め息が増える
貴方の溜め息が移った訳ではない
悲しいから
勝手にしてと投げやりにしようとする思いも虚しいだけ
本当は私が貴方を放っておけない
だって初めて貴方をこんなにも好きだったんだとちゃんと分かってしまった