気づいてたよ 気づいてたけど 怖かったんだよ 自分のこと これ以上 『可哀想』だと 思いたくなかった アタシがやめたら 手を放したら きっと君は風船みたいに どこか遠くへ 行ってしまうんだろう かろうじて二人を繋ぎとめるもの 今にもプツリと切れてしまいそうな糸 君のサイン 読み取れなかったアタシ 引き際さえ 認めたくなかった
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