―市立北小学校―\r
拓郎『おいおい姉ちゃんプリンがあまってるじゃねぇか!』
先生『てめぇ先生って呼べつってんだろ!!』
目の前にはプルプル震え黄色い部分がキラキラと輝いているその名も【プリン】があった。小学生が給食の残りの取り合いで大抵出て来るのがプリンなのである。
拓郎『いただくぜ!!プリン…ゲットだぜ!!』
次郎『まぁ待て待てサトシもどき』
拓郎『お前…次郎!』
次郎とは主人公?拓郎の最大のライバル…。
次郎『俺もプリンをいただきたい。ここはジャンケンでいこうじゃないか?』
次郎はまるで花輪君のようにふさふさとしたよくわからん前髪をふわっと触りながら言う。このシャンプーの匂いはTSUBAKIだな…。
拓郎『ジャンケン!?望むところじゃねぇか!』
拓郎はジャンケンのプロである…なんと今まで無敗の経歴を持つまるでギネスにものるんじゃないかと言うほどの才能の持ち主である…。そんな彼にジャンケンを挑むとは次郎もなかなか…。
次郎『じゃぁジャッジはババァ!お前頼むぜ!!』
先生『先生って呼べゃおらぁぁぁ!!』
てかジャンケンにジャッジはいるのか?
次郎『いくぜ!じゃーんけーん…』
拓郎『ぽぉぉぉぉぉああああぁぁいいぃぃぃ!!!』
拓郎 チョキ
次郎 パァ
拓郎『うおっしゃぁぁぁ勝ったぜ次郎!!!』
そして拓郎がプリンに手を延ばしたその時…
次郎『まぁまて拓郎…お前は…勝っていない!!!』
拓郎『なっなんだって!!!?』ティラリーティラリラリーラー…
この曲よく流れるよね。
拓郎『勝ってないだと!?俺はチョキお前はパァ!明らかに俺の勝ちだろ!!なぁババァ!?』
先生『はっ!?知るかてめぇら死ね!!』
次郎『いいか拓郎…まずパァは紙。チョキはハサミとしよう。』