大人のコイ〜

はな  2009-03-14投稿
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あれから あの人に二度と抱かれた。

私がまだ女であること…あの人も男であること…
好きになった人の肌は気持ちいいんだね
ぬくもり、心臓の音。
今あなたとだけの時間なんだ…と、少し幸せ。少し不幸せ。

涙が出る程好きにはならないと決めていたはずなのに…

逢った次の日はもっと逢いたくて 嘘でも愛してるが欲しくて…胸をかきむしりたい気持ちになる、どう頑張っても あなたの口から逢いたいとも愛してる、とも引き出せなくて。
涙がこぼれ落ちる。

笑顔溢れる家庭に帰るあなたに、笑顔のない家庭に帰らなくてはいけない私… 求める愛の質が違うのに…

逢いたいと愛してると言わせたくて、喉の奥が熱い。
こうなることは始まりからわかっていたのに、 狂おしいほど愛されたくなってしまう。
そして寂しさが押し寄せる。私にだってかりにも家族があるくせに、寂しさが上をいく。

あなたの不幸を望むわけじゃないけど、家庭も仕事も上手くいってないと、私には愛は回ってこない。
だからあなたの家庭も仕事もうまくいくように祈るしかない。

ねぇ 私がいてもいなくても 生きていけるよね…
ねぇ私のどこがよかったの…

涙を流した私のコイは
愛にかわっていた

次逢うときはそのときだけでも
愛してる と言わせよう。

いや 言わせる女でなくちゃ…

私はあなたの大きな心に惹かれた。
期間限定の 愛してる になんてさせない。

だって 最後の女なんだから…


愛してる
自分から 愛してると 伝えたい相手

これから先 逢えないでしょ。


愛してるんだよ

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