凜と星
凜「星への気持ちは、充分有栖に届いてるよ!」
星はうなづいた。凜は有栖に辛い思いをさせたくはなかった。それから、星の親がどんな人なのか、聞いた。
星「母は、私のことをなんでも信じてくれる人で、父は駄目なことは、ちゃんと怒ってくれる人だよ。」
星は、親の話をし始めたら、二人のことを思い出して、涙を流していた。
星「あれ?何で泣いてるんだろう。」
なぜ涙が落ちてくれのか、わからなかった。凜は星が羨ましいと思っていた。父とはもう会うことは出来ないからであった。そのことは、星も知っていたから、こう言った。
星「凜も辛いよね…。」
凜はそんなことはなかった。それは、星や果穂や有栖がいたからであった。
凜「星は怒ってばっかで、口癖も悪いけど、誰よりも人のことを考えていて凄いよ。」
星は怒ってばかりの所と口癖が悪い所は、否定をした。自分のいい所や悪い所を言われて、星も凜のいい所と悪い所を言った。星はいい子だから、殆んど凜のいい所を言っていて、凜は凄く照れていて、二人は大笑いをしていた。二人が笑いながら話をしていると、ドアの方から声が聞こえた。その声は……
つづく