果穂と星と凜は、城へ戻った。三人は疲れていたから、自分の部屋に行って直ぐに寝た。有栖は三人がバイトをしているなんて思ってなかった。
次の日は、果穂と星がバイト先に向かった。凜だけが今日は休みで、部屋の中で、みゆへのプレゼントを作っていた。その頃有栖は、三人が部屋に来てくれないことが凄く心配だった。凜がみゆへのプレゼントを作っていると、窓の方から音がした。凜は直ぐに純だって気付き、直ぐに窓を開けて、下を見た。純は凜のことが心配になって来てくれた。凜は純に迷惑をかけたと思い、純を部屋の中に入れた。凜は話したいことがあって、あげてくれた。果穂のことで聞いてみた。純は昔と変わらず果穂のことが好きだと答えてくれた。凜はそれについて、自分の気持ちを言った。
凜「好きなら側にいてあげて!私の所にはもう来ないで。果穂の辛い顔は、もう見たくないの。」
純は、これからは果穂の側にいると約束をした。凜は辛かったけど、果穂のためにもそうするしかなかった……
つづく