それからまた二年が経ち僕は二十歳になった…
上京していた僕は中古で車を買い、夏実家に帰った。。
まさととも、久しぶりだ…
まさと「ナンパしにいかないか??」
僕はそれほど気乗りはしないが、町にでた…。
対した時間もせずに女の子を捕まえた… とは言え、あちらもナンパ待ちだったらしい。。
東京と違いこっちは夜遊ぶ所なんかない・・・・。
だから自然とこうなる…。
「心霊スポット行こうよ…」ってね
僕はだから気乗りしないんだよ…。
まさとが言う。。
あの温泉街に行こうと…
夜のトンネルは、やはり不気味だ…
テケテケが出ない事を祈り通り抜け、道を走った…。
右手には地元で有名な、呪われた旅館が見えそれも、通り過ぎ、潰れてしまった遊園地の駐車場に車を止めた…。
なぜ旅館を通り過ぎたかって?
簡単だよ… この地域にはレベル1からレベル5の心霊スポットが存在する…
自殺名所の一本杉がレベル1から2、今いる駐車場もそのレベル…
旧トンネルや、神社の滝、旅館は…
レベル5!!!
レベル5地域の中にはご丁寧に看板がある…
“ここより先に侵入した者。命の保証はありません”
だから決まって、割と安全なレベル1地域で、心霊話を始めるんだ…
まぁ僕が二度目に霊を見たのはこの駐車場だったけどね…
寄ってくるんだよ…
こういう話をしていると…ね。
だから…携帯小説書いてる今も、もしかしたら・・・。
「前にテレビでやってたんだ…あの旅館…」
まさと「知ってる知ってる…おじゃましま〜すだろ??」
僕「僕も見たよ…ビデオカメラ持って、旅館におじゃましま〜す。いい家ですね〜。おじゃましました。ってやつだね。。。」
「うん…実はあれ投稿したのはね、私の父親なの…だから。。ビデオ家にあるんだ」
ゴクリッと皆は唾を飲む