俺の名前は神無月 義仁。何処にでもいる、パソコン好きの普通のサラリーマンだ…
検索サイトを使って新しい物の情報を得ようと日々、頑張っていた…
流行の服…
流行りの歌手…
漫才コンビ…
etc…
その中で、一つの出会い系の掲示板に目が止まった…
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貴方の悩みや苦しみを忘れさせる事、間違いなし…
出会い系サイトの掲示板なら何千と見て来たのだが、この掲示板は何かが違う感じがした。
とにかく、登録…
…が
何日たってもメールが来ない…
ただの騙しサイトか…と思い忘れかけていた。
何日かたってパソコンを見て見ると出会い系サイトからメールが来ていた…
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初めてまして、
私は、桜橋 恭子といいます。
プロフィール見せていただきました。
神無月さんはギターがお好きなんですね。私も音楽が大好きなんです。
もし、宜しければ、メル友になっていただけませんか?
相手の写真もアップされていた…
普通に可愛い…
俺には勿体ないくらいの女性だ…
すぐにメールを返した…
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神無月です。こんな僕で良ければ喜んでメル友にならせていただきます。
1番自信のある写真をメールに添付し、うまくいく用に願いながら、エンターキーをたたいた…
10分もたたない内に返事が来た…
YESかNOか…
恐る恐る、メールをチェック…
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返事、ありがとうごさいました。
てっきり、断られると思っていたので…これから、よろしくお願いします。
YES!
俺は跳びはねて喜んだ。まだ付き合ったとかでもないのに…
こうして、俺と恭子とのメールでのやり取りが始まった。
お互いを知るために毎日メールでのやりとりが、繰り返えされる…
会いたい…
会って話したい…
この目で彼女を見てみたい…
日に日に俺のなかでそんな願望が膨らんでいった。
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今度の日曜日、
暇なら、映画でも見に行きませんか?
…すぐにメールが届いた。
″
ごめんなさい…
日曜日は、友達と買い物に行く約束があって…
本当ごめんなさい。
駄目か…
やっぱり騙されているかも知れない…
不安や彼女に会えないイライラが爆発しそうだった…
そんな時、彼女から一通のメールが届いた…