どんどん どんどん 沈んでいく
暗い 暗い 穴の中
見上げれば外の世界があんなに小さい
外の光があんなに小さい
もう出られない。あんな上までもう這い上がれない。
どうすれば良いんだろう。分からない。どうすれば抜け出せるんだろう。
うなだれて下を向いた顔をやっとの思いで起こす
その虚ろな目に映るのは小さな 小さな 可憐に咲く花だったりする
ちょっとしたことでこの穴がそれほど深くないことに気付く
ああ なんて なんて ちっぽけな穴に捕らわれていたんだろう。
私にとっての花に あなたはなってくれますか。