ハナ

 2009-03-17投稿
閲覧数[591] 良い投票[0] 悪い投票[0]

どんどん どんどん 沈んでいく

暗い 暗い 穴の中

見上げれば外の世界があんなに小さい

外の光があんなに小さい

もう出られない。あんな上までもう這い上がれない。
どうすれば良いんだろう。分からない。どうすれば抜け出せるんだろう。

うなだれて下を向いた顔をやっとの思いで起こす

その虚ろな目に映るのは小さな 小さな 可憐に咲く花だったりする

ちょっとしたことでこの穴がそれほど深くないことに気付く

ああ なんて なんて ちっぽけな穴に捕らわれていたんだろう。





私にとっての花に あなたはなってくれますか。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 咲 」さんの小説

もっと見る

日記の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ