果穂が来た場所は、四人の思い出の場所だった。桜の木の近くまで行った。そこで寝ている人は、星だった。星は目を開けて、目の前に果穂がいて、びっくりして立った。
星「果穂!どうして?」
二人はここに有栖がいると思って来た。果穂は桜の木の下まで行って座った。星も果穂の隣に行って座った。星は凜とのことを話した。
果穂「凜は自分の気持ちは誰にも打ち明けないけど、自分の気持ちには素直だから、凜も有栖のことを探してると思うよ。だから、ここに来てくれると思うよ!」
星はうなづいて、こう言った。
星「きっと純も竜も真人も来てくれると思う。」
果穂「ここは、四人の思い出の場所だよ?」
星「大勢いた方がいいと思って。」
果穂「それは違うよ!四人の思い出は四人の思い出だよ!」
果穂は星の考えていることがわからなかった。星の言ってることを理解したくなくて、思い出の場所を離れた。悠は果穂が言っていたことが、自分なのかもと思い、城へ戻った。
四人の関係が崩れていってきている。星と凜は意見が食い違い、喧嘩になってしまって、星と果穂はお互いの気持ちに理解が出来なくて喧嘩になってしまった。有栖は何処にいるのか…凜と果穂も何処で何をしているのか…凜と果穂も何処で何をしているのか…星は何を考えているのか…わからなかった。有栖の母は何を考えているのか…四人ともわからなかった。今の四人に、どんな気持ちがあるのか…。四人にこれからどうなってしまうのか…。それから由奈と悠はどうなるのか…。純と果穂もどうなっているのか…。次から次へと問題が出てきている。皆はどうなるのか……
つづく