拓郎『あぁそれでハサミは紙を切るから勝ちなんじゃねぇの??』
拓郎はあきれた顔で言う…。
次郎『ふっ…甘いな…』
拓郎『俺は苦いぞ!!』
次郎『まぁ聞け…いいか?ハサミは使い古すと…サビル!!』
拓郎『はぁ?』
次郎『紙を切るが所詮紙は痛みなぞ感じん…粉々になってもだ…しかしハサミはどうだ!?あいつらサビたら使いものにならないんだぞ!!紙はちっこい鶴だって作れるし花咲かじいさんごっこができるんだぞ!ハサミはサビたら終わりなんだぞ!だから紙の勝ちだぁぁぁぁぁ!!!!!』
その日学校中に次郎の声が響き渡り学校の7不思議に追加されたという。
拓郎『そっそうか…俺はチョキはパァに勝つという誰が決めたかさっぱりわからん決まりにとらわれすぎていた…。』
拓郎はその場に立ち崩した…。
次郎『そうだ拓郎…チョキは最悪なんだ…甘かったな…。』
拓郎『だから苦いって。』
そして次郎はプリンをおもむろに食べ出した…。
次郎『ん〜…デリシャス…。』
こうして拓郎の無敗の記録は打ち砕かれた…。チャンチャン♪
先生『って終わりでいいのかよ!!!』
終