亜樹は看護師に車イスを押してもらって病室に戻った…看護師に
「明日は手術なので、早く寝てくださいね」
そういうと、それ以上は聞かず病室を後にした
亜樹は、何故あそこまで一也が拒んで言ってくれないのかが気になって仕方なかった…
その時、一也からメールが来た
『亜樹の気持ちは、俺はよくわかってるよ。でも俺は言葉にするのは、恥ずかしいし照れくさい…だから、これから先亜樹に言うことはないよ。亜樹がそういう事を言って欲しいなら残念だけど、言ってくれる相手を探してくれてもいい…』
亜樹は一也の事をこれ以上追い詰めて聞くのは、やめようって思った…しつこく聞いても逆効果と思った…亜樹は返事を送った
『一也の気持ちは、わかったからもう聞かないよ。別にそんな事を言ってくれるのを望んでるわけじゃないから』
そう送って寝ることにした
次の日、一也はいつも通りに亜樹の病室にきた。亜樹が不安そうな顔をしてベッドで寝ていると、一也がペンを出して、亜樹の手に何かを書き出した…英語で書いてるので、読めなかったけど一也は亜樹に
「俺の好きな言葉。おまじないだよ」
「何て書いてるか読めないよ」
「手術から戻ったら教えてあげるよ。」
亜樹は手術着に着替えて、ストレッチゃーに乗って一也の付き添いで手術室に行った
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