私は嘘をついている。 自分のやりたい仕事を心の底からしている訳では決してない。 携帯小説て響カオルというペンネームで、主に中高生、ときに大学生を含む大人までに一目置かれている「携帯小説家」である。しかし、この職業は私の意に反している。 本来、携帯という誰もが簡単にアクセスできる、そんな単純なものではない。 私が物心ついたときには、将来は絶対に小説家になると心に決めていた。
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