両腕を捕まれた僕の耳に入ってきたのは玄関からの美沙チャンの悲鳴だった!!!
ボン「放せ゛゛放せ美沙チャンに何しやがった!!ノンは弟をどこに隠したんだ゛゛放しやがれ」
どんなにもがいたとしても、大人に僕がかなう訳も無く、 ただただバタついたのだ
ノン!!!美沙チャンと叫びながら
先生の旦那が不気味に笑いながら、僕に…
旦那「聞き分けよくない子なら、すぐ君だって同じ運命さっ…世の中不公平だろ??何故僕らばっかり失うんだ゛゛そう思うカイ」
ボン「ウルサいウルサい゛゛ゴォハ゛゛゛」
手を捕まれたまま床に叩きつけられ、そのまま首に手を゛゛かけられた
必死な僕は一か八か足を思い切りテーブルに当て、光る物を落とそうと試みたが、落ちる所か、足がテーブルにかすりもしない距離だった
意識が…
トォノク…。。。
美沙「ボンクン゛゛」
遠のく意識にもわかる光は美沙チャンと闘犬のモモだ!!!
闘犬の威嚇に臆した先生の旦那は手を離し立ち上がった゛゛゛
ボン「さっきの悲鳴は!!!」
犬のタロウが先生に噛み付き゛゛先生に蹴り飛ばされたはなしを聞いた!!!
先生も動けなく、タロウにはおじぃちゃん達を呼んでくるよう指示をした゛゛みたいだ
旦那「聞いたぞきいたぞ゛゛」
そう言うと携帯を取り出し、どこかに電話をかけ始めた!!
旦那「保健所だぁ人間様に噛み付く犬は保健所行きなんだぁ゛゛゛!!!」