『逢いたくても・・・傍に君がいないから』
俺はこんなに君を想ってるのに・・・・
手が届かない・・・・。
こんなに愛してるのに・・・・・
優しく・・・抱きしめることもできない・・・。
君は・・・・俺のものじゃないから・・・・。
可唯「・・・・・・。」
『ねー、可唯ー私彼氏と別れて可唯と付き合いたいのー。』
隣で女が好き勝手なこと言ってる。
でもそんなのお構いなしにタバコに火をつける。
『聞いてるー?』
うるさい。
『ねぇってばー。』
うるさい。
うるさい。
可唯「俺、うるさい女って嫌い。』
タバコの煙を吐きながら言った。
『なにそれぇ。ねぇ私と付き合ってよ。』
可唯「無理。それに俺お前飽きたし。今日でバイバイ。」
『な・・・ッ。何で?!ねぇ!!』
可唯「ごめんねー。じゃ、ばいばい。」
タバコを灰皿で消して金を置いて店を出た。
一時でも・・・・憂を頭の中から消そうって
毎日毎日違う女といる。
でも・・・目を閉じれば浮かぶのは憂の顔で
どうしても忘れられなくて・・・・・
苦しくて・・・・どうしたらいいのか分からない。
逢って話したい・・・・・
でも・・・・できなくて・・・・・
頭の中がぐちゃぐちゃで・・・・
どうすればいいのか・・・分からない・・・・。
ねぇ・・・・・誰か教えてよ・・・・。
俺は・・・どうすればいい・・・・・・?