【保健室物語?】
私は、高校3年生の女。
夢は特に無い。
学力は普通。
体力も普通。
外見も普通。
全く目立たず
クラスに一人はいる
“空気”的な存在。
体育で倒れ
保健室に連れてこられた私は
隣のベッドにいる男子生徒の いびき にイライラしていた。
なんだろう…
とにかく、殺意が芽生えた(笑)
だけど、隣の人を起こすのも嫌だから
ただ、我慢していた。
すると、だんだん慣れてきて
気にもしなくなった。
私の特技は、自分で言うのもなんだけど
我慢すること…だと思う。
ストレスはツラいけどね…
「ZZzz....ぐぉ…んあ────!!!!先生、俺帰るわ!!!!」
「あぁ、お前、仮病やったやろ!?笑」
「違うし!!笑」
「授業頑張れよー」
「次、自習やねん!!まじヤバい!!寝よ(笑)」
うるさい いびき の男子は
保健室を後にした。
すると
カーテン越しに
低い声が私を呼んだ。