｢自己紹介が遅れたわね。私はレベッカ。あなたは？｣
｢！？[レベッカ]ってあなた女の子だったの！？｣
その私を助けてくれた人は少年ではなく少女だったのだ！
｢失礼ね！まぁ仕方ないわね。この町では男女差のない服を着ることになっているし、私っていつも男の子に間違われるのよね。｣
レベッカはため息をついた。
｢ごめんなさい。悪気はなかったの。私はミア行方不明になった弟を探しにこの町に来たのよ。｣
｢それは奇遇ね！実は私も弟を探しているの。両親を亡くしてからというもの弟が私の心のよりどころだったのに、ある日突然居なくなってしまったのよ。一体どこへ行ってしまったのやら。全然手掛かりがつかめなくて困っていたところなのよ。｣
｢レベッカ、だったら一緒に弟探しをしない？二人で探したらなんとかなるかめしれないわ！｣
｢それもそうね。｣
こうして、私とレベッカは一緒に弟探しをすることになった。
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