きっと運命だったんだ…

 2009-03-29投稿
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年が明けて、すぐ…。

「佳さん…携帯の番号教えてくれる?」

「えっ、何で?」

「明日二人とも休みだから、ちょっと付き合ってくれん?」

「まぁいいよ」

アタシは軽い気持ちでOKしたんだ。
仕事を辞める相談だと思ってた。

次の日…

「今から大丈夫?」

「ごめん!子供が熱を出したけん、今日はダメだわ…」

「…わかった」

やっぱり軽い気持ちで断った…

次の日…

朝からメチャメチャ怒ってる…?
何で…?
まっいっか…、もう誘って来んじゃろ…。
また軽い気持ちで思ってた…

昼休み…アタシが休憩してたらそこに来て…

「…俺…実はずっと佳さんの事…好きじゃったんよ…」

「はぁ…?」

…ってコラコラ!アタシはダンナも子供もいるんですけど…!

「俺、本気なんよ。俺の事わかってくれるのは、佳さんしかおらんわ…」
「…イヤ…アタシそんなつもり全然ないわ…」

「これから思って欲しい」

…何て勝手なヤツなん?
でもほっとけなかった…
人間として弱々しい彼が…病気になった彼が…

…同情…

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