中学生の頃から大学ぐらいの話しです。
いつも一緒にいたリョ−タと自然と付き合うようになった。
「ミカ…大好きだから…」
照れ臭そうに、私の誕生日に抱きしめながら初めて言ってくれた。…そんな事をゆうような人ではなかったから驚いた!!…嬉しかった。…この言葉をまたいつか聞けるものと思い、幸せを噛み締めていた。…最初で最後と知らず…。
…20歳の私の誕生日に、公園でリョ−タと待ち合わせをした。遠くから走ってくるリョ−タがみえた…。私に気づき手を振った。…その時、止まってた車の後ろから子供が飛び出した…「危ないなぁ」と思ってると、トラックが近づいてきたのに気づいたリョ−タは子供を助けに行った。…私の目の前でリョ−タはトラックに跳ねられた…一瞬だった…。
…目を開けると私は病院のベッドにいた。気絶してたようだ。そばにリョ−タの兄弟が私を見て…
泣きながら「子供は助かったよ!!でね、ミカちゃん…リョ−タはこれをミカちゃんに渡そうとしてたみたい」と言って私に箱を渡した。
開けてみると…指輪とともにメモが入っていた「口では照れ臭くて…今を大切にしたいから…ミカといたいから…
結婚してください。」…言葉が出てこないほど涙が溢れだしてきた。
結婚に対して夢がみれなかった私が初めてこの人とならって思えた人だったのに…。
…数年後、「今を大切に…」とゆう彼の言葉を胸に人と人とのつながりを大事に今を生きています…。