きっと運命だったんだ…

 2009-03-30投稿
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それからは毎日、夜呼び出す様になった…。

車で会って、中で話して帰る…。

ダンナはパチンコに狂ってて、夜11時までは帰らない…。
それでも早く帰って来る事もあった。

「何で居なかったん?」
「ああごめん。コンビニ行ってた」

「ふーん」

でもさすがに、二ヵ月が過ぎる頃には怒り出した。

「お前ええ加減にせえよ!毎日毎日どこに行きよるんな!」

…と言いつつ、パチンコに行くのは止めない…。
「ネットカフェ…」

今考えると、無茶な理由だよね。

「お前、最近おかしいで。一体、何しよんな」

浮気…何て言えない…てか、その頃にはもう浮気でも同情でも何でも無かった…。

三ヵ月が過ぎた頃…

「離婚しよう…」

言い出したのはダンナの方だった。

「そうじゃね…」

「俺もお前を放ったらかしにしといたのも悪かったし…でもやっぱり、こんな生活イヤじゃわ」

あっけなく終わった10年の結婚生活。

問題は親権。

身勝手な母親でも、子供はかわいい。
渡すわけにはいかない!
親権…て、基本的には父親にあるんだって…。
手続きが面倒臭かったなあ…

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