そんな風に言われて
ムカついて
悔しかったのは
アタシが一番、
アタシを責めていたから
アタシをちゃんと理解してほしかったから
あの時期は
久しぶりに
堪えて
独りになると
雨のように泣いて
でも朝が追ってきて
陽がみえたら
何事も無かったかのように
笑って
でも また
月がみえたら
雨だった
苦しい とか
悔しい って
喚き散らせば
気付いてくれたんだろうけど
もう、そんな子供でもないし
時が経てば雨は止むことも知ってて
時間も手伝ってくれるって分かってたから
独りでいいと思った
でも
平気な顔して
アタシを遠回しに
責めたとき
ふと 思い出す
誰だったか
寒い日に言った
アタシの頭を撫でながら
笑いながら
お前は出来損ないなんだから
って。
この言葉を思い出す。
あぁ、そうだね…
でも
これ以上ないってくらい
アタシは自分を責めたんだから
だから
もう、アタシを蔑むのは
終わりにしてくれないか
潰れそうに
なってゆくから