二人は田舎な岡山でも超繁華街の田町に足を伸ばした。
二人はこの時まで同じ会社で有りながら深く付き合うような仲ではなく、この日が二人で飲む初めての夜だった。
妖気な田町の繁華街を歩く。目に入るのはテレビで見るような艶やかな女達。
そして、10分ほど歩いただろうか、一人の客引きが私達に声を掛けてきた。
「お二人ですか?今なら良い娘居ますよ!」
うろたえる二人。
実は風俗はよく行っていたがキャバクラは殆んど経験が無かった。
久々のキャバクラ、しかし、普段よく使うラウンジのイメージとは違い、私たちを困悪させるとともに期待感が二人を焦らした。
聞いた事のある名の店にはいる。
手馴れた口調のボーイに悟られながら席に着く。
意味もなく緊張のあまりタバコをに火をつける二人。ワクワク、ドキドキ、二人の緊張の糸を切ったのは24歳の麻佑だった。