しばらくして桜の働く店に着いた。あたりは誰もいない。
『着いたね!でも緊張すんね〜』
「うん、では行きましょうか隊長!」
ふざける桜につられる俺。
『よし!迅速に動き食材を調達するぞ!桜君!』
まるで子供のようにはしゃぎながら厨房へ向かう俺達。
『材料、何がいるの?』
「えっと〜とりあえず玉ねぎと挽き肉とパン粉かな〜調味料とかは家にあるし!」
『なるほどね〜』
冷蔵庫を物色する俺。
『あったよ〜挽き肉!』
「こっちもあったよ〜玉ねぎとパン粉!」
『他には?』
「あんま盗るとバレちゃうから、もう行こう」