ため息の夜が過ぎていく。こんな寒い夜は貴方が傍に居て欲しい。 一緒に歩いても肩がぶつからないように離れて歩く。手が触れて、貴方はもっと遠く離れた。 楽しそうな笑顔も、 何かを見つめる瞳も、 私のものじゃない。 欲しいと思えば思うほど、手に入らない。 いつだって、 貴方が足りない。 貴方の心の中には あの娘が居るから。 寒い夜は あの娘のものでも良い、 貴方が欲しい。
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