後輩 二章 ?

等身大の自分  2009-04-08投稿
閲覧数[389] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「そうなんだぁ・・・ふーん。」

「なっなんすか?ふーんって。」

「山下君くらいの歳の子にしては、珍しいと思ってね。」

「木下先輩こそ、彼氏いないんですか?」

「想像にまかせるわ」

「なんすか?それ?あっいないんすね!?」

「悪かったわね、いなくて。ここで降りても良いのよ?」

「すっすいません。こんなところで降ろさないで下さい。いや木下先輩くらい美人なら、彼氏いない方がおかしいというか・・・。」
「別に今さらおだてなくても、いいよ。ふんっ!!」
「すっすいませんってぇ。」
「ははは!やっぱり山下君て面白いね!私もこの歳になると、こんなことじゃ、もう怒らないわ。」

(やっぱり、大人の女性は違うなぁ・・・)と俺は思った。

そうこうしているうちに、待ち合わせた駅についた。
「山下君。今日は、楽しかったわ。また、呼び出すから、よろしく!!」

俺は、木下先輩とのやりとりを、思い返しその余韻の中で、眠りについた・・・。久々の安眠だった。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 等身大の自分 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ