・・・愛・・死んじゃだめだ・・やめろ・・片瀬・・やめろおぉぉ・・。
「・つな・・刹那・・起きて・・刹那!」
「えっ?あっ?ここ?」(そうだ昨日あの事件があって愛を病院まで送って手術が成功して・・俺もベットの上で寝ちゃってたのか・・)
「愛・・大丈夫か?」
「全然痛いです。君を起こそうとしてねぇ。」
俺のおでこをぐりぐりしながらいった。
「ごめん・・」
「いや謝るの私の方。」「え・・?」
「私なんかの為に一日中ここにいて・・さ・・」愛は視線を逸らせながらさら言った。
「ねえ?私死んじゃ困る?」
「え・・なんでそんな事?」
「うなされてたから。」そうだった。最悪の夢だった。愛が片瀬に殺される夢。
「てかお前に死なれたら俺・・さ・・」
視線を下げながらいった「困・・る。だってお前の事・・あ、いやなんでもないよ!」
危ない危ない!焦りながら否定した。すると
「好き・・だよ?あたし。刹那の事。・・・」
それは突然だった。なんて返事したらいいのか
「俺も・・・」
愛は顔を赤らめながら
「あたしね・・本当は痛みよりも怖かったんだ。刹那に会えなくなるの。だから・・だから・・」涙を流しながら
「好き。刹那ぁ・・」