最近になって
父の母のたいへんさが
とてもわかるように
なりました
もう五年も前になりますが…目に痛みと頭痛がたびたびおこり
もう我慢できないくらいで病院へ…
先生が「脳腫瘍と動脈瘤ができており…」と説明してくださいましたが、
あんなときはほんとに無になり誰にはなしてるの?って感じでまったくうけいれられなくて…
うちは母子家庭だから…これからどうしよう…とかいろいろ頭のなかで考えがまとまらず、
とりあえず落ち着いたとき思った言葉が「私でよかった…」きっと父や母、兄弟、子どもたちなら毎日泣き崩れていたでしょう
だれにも「ほんとはこわい」とか「逃げ出したい」とか言えなくて
笑顔で手術室にはいったのはそばにいた父がもう半分泣いていたから…余計、大丈夫って笑ってみたりした
四、五時間してでてきたらなんて苦しいんだろう…泣き叫ぶこともできず不安すぎて、我慢しすぎて過呼吸というもの
初めて体験してしまいました
あれから通院ばかりですが群発性頭痛という最強の痛みと戦っております
ただ、子どもたちには
あまりなにもつたえられませんが…
あの日から
いつも…
神様もうすこしだけ
そばにいさせてください両親にも兄弟にもそして子どもと愛犬に…と
思うようになりました
いい人に巡り会えると人生がかわること
ほんとにつらくてもなんとかなっていくこと
こんなに暮らしてるのにまだ生きていく上でのアドバイスができるほど、自分がすごくはないから…
でも長くいきてるって
すごいこと
年配のかたでも私の倍
楽しみ、悲しみがあったはず…
それだけですごいんです最近よく思います
家族のみなさん
もうすこしだけよろしくおねがいしますね
わたしの中には思い出がいっぱいです
どうか子ども達も
たくさんの思い出がのこりますように…
まだまだこれからなんですから…たくさんわらって過ごせますように
大切な父へ母へ
もうしばらくお父さん、お母さんでいてくださいね
あんまり早く遠くにいかないでね
まだまだ話したいことがたくさんあるから
おねがいしますね