「苺〜」
『だから耳元で喋んないでってば////
てか、離して!』
「ヤダ」
『何でよ〜』
「苺可愛いんだもん。」
『は?ふざけるな!私をそこら辺の女と一緒にしないで!』
「一緒になんかしてない」
顔!
顔近いって!!
『え?何?怒った?』
「…」
『空屋くん?』
「祐って呼んで?」
『なんで!?』
「じゃないと離さないよ
いいの?」
何!?
何なの!その怪しい笑顔
『…』
「早く…」
耳元で喋るのは反則だよ
『…祐?』
「うん。何?」
『何って…』
「ねぇ…」
『何?』
「キスしたいね。」
『は!?したくないから!』
「嘘…したいくせに。」
『何考えてんの?離して』
「イヤ」
『は?』
は?
は!?ヤダヤダヤダ〜〜〜
「ぶっ…」
へ?
何?〈ぶっ〉って
「あはははははは!」
『何笑ってんの!?』
そんなお腹抱えて!
「だって苺嫌だとか言いながら、目つぶってるんだもん!」
『なっ////』
「本当はしてほしかった?」
『んなわけないでしょ!
もう戻る!』
「苺〜」
グイッ
『うわっ…』
チュ……
『なっ////』
「苺可愛い★」
おでこにキス…
なんだよこいつ。
ペースが乱れる……