『過去に・・・・そしてゴメン・・・』
慎「俺たち3人・・・昔はすっごく仲がよかったんだ。
毎日3人一緒だった。何処に行くんでも三人でさ。
そん時可唯には付き合ってた子がいたんだよ。
今では考えられないけど、可唯その子のこと本気だったんだ。
時々その子も入って四人で色んなところ行って。
でも・・この頃もう始まってたんだよ・・・・。」
憂「始まってた・・?」
慎「可唯は・・・・その二人に・・・裏切られてたんだ。
そいつら・・・・付き合ってたんだよ・・・・。」
憂「え・・・・・。」
慎「可唯と俺は何にも知らなかったんだ。
その子の誕生日、すべては壊れた。
可唯にばれたんだよ・・・二人の浮気が・・・。」
憂「・・・・・。」
慎「俺、そんな事何にも知らないからさ次の日学校に行ったとき
はビックリしたんだ。急に可唯の態度が違うし。
おかしいなっておもって慎に聞いたら「浮気がばれたって」。
俺は勿論可唯の見方に付いた。
それで、今に至る。」
憂「・・・・。」
俺が話し終えた頃憂は、ただ俯いてた。
憂「ごめん・・・・。」
慎「え・・・・?」
憂「私ってば・・関係ないくせに首突っ込んで・・・。
思い出させて・・・ごめんなさい・・・・。」
慎「や・・いいんだ。俺こそ・・・ごめん。旬は今憂の彼氏なのに。」
憂「その子・・・と旬・・・どうしたのかな・・・。」
慎「別れたって聞いたよ。上手く行かなかったって・・・。」
憂「・・・そ・・・っか・・・。」
その後俺たちは自分たちの教室に戻った。
戻る途中も憂は・・・何も話さなかった・・・・。