ギャラクシーラリー43

フェイ  2009-04-13投稿
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主催者

有吉ひろゆきはパソコンのモニターを眺めて笑っていた。

そうか、やっぱり金だよな世の中は…。そんなに欲しいか…。くれてやるよ…。
ただし、オレを楽しませてくれよ。

参加登録は、すでに40チームを越えている。ほとんどが、暴走族や走り屋崩ればかりだ。残りは暇潰しの金持ちか、逆に金に困った連中だ。

誰だって構わない。オレを楽しませてくれるなら。

レースを使ってトトカルチョでもやるか…。

また金儲けしてしまう。

一番人気はアイドルのタクヤのチームだろう。

対抗は走り屋のZEROとかいうチームかな?

穴はタレントのアヤのチームか…。女は恐ろしいからな。同じタレントチームでも筋肉バカやオカマでは、このレースは勝てないだろうよ…。歌手の参加は嬉しい誤算だ。

警察も動いているようだ。しかし、自分には、何があっても責任が及ばないように手配してある。

ひろゆき…。ここにも一人天才がいた。

しかし、ギャラクシーラリーには、石塚シンジという天才と石川遼一という逸材がいる事を、ひろゆきはまだ知らない。

様々な人々の想いを含んで、世界は加速してゆく。

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