制服時代??

なぉ  2009-04-16投稿
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今日あった不思議な気持ちは、なぜだか理沙達には言えずにいた。
もし言っていたなら何か変わったのかな…


大倉が再び私の前に現れたのは、次の日だった。

「知夏、六組の子が探してるよ〜」

六組?誰だろう…
教室のドアのとこには、大倉がいて私を見つけて笑顔で手をこまねく。
私は大倉のとこにいった。

「あっちで話せる?」

私は頷き、大倉の後をついて行った。

渡り廊下にでて、大倉は壁にもたれながら話始めた。

「前田知夏ちゃんだよね?」

「はい…」

「俺は、大倉悠介」

「はぁ…」

「彼女にならない?」

え?いきなり告白されてしまった。

「無理です」

私は即答した。

「つれないな〜何で?」

「何でって…私全然大倉君のこと知らないし」

私はパニックに近い。生まれて初めて告白された。

「じゃ、友達になろ?で、俺のこと知ってから返事してよ。」

え〜?何?この展開…

「…わかった」

「オッケーじゃ、またね」

そう言って大倉は先に教室に戻って行った。

なんなんだ?友達?
私は思わず腰がぬけて渡り廊下でしゃがみこんだ。

「大倉…悠介」
出会ったことのないような人だ。
嵐のような始まりだった。

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