不倫家族

ERENA  2009-04-16投稿
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今、娘のゆき茄の学校から呼び出しがあった

内容は、ゆき茄と英語教師が恋愛関係…いや、不倫関係だとい情報が学校側にはいり、学校中大騒ぎになったみたいだ

(はぁ…。勘弁してよね)

心の底から思った。そしてダッシュで学校に向かった。

コンコン。

私は会議室のドアを叩いた

「どうぞぉ!」

聞き覚えのある声だった。

カチャ

「…失礼します…。」

(き、気まずい…。)

その部屋には、教頭先生とゆき茄と恋人(?)先生と一人…知らない女の人がいた。

「これは、坂田さん。すみません、お忙しいところ。ほらッ。ぼーっとしてないで君も謝まらないか!!」

その教師は立ち上がりこちらを見ずに頭下げた

「すみませんでした」

いきなり謝罪されるが、よくわからなかった

「ぁ、あの…よく状況がわからないので事情を説明してもらってもいいですか?」

「は、はい」

教師はゆっくりと顔を上げた。

(えッ)

私はその教師の顔をみて驚いた

「すみません、この度は本当にご迷惑をお掛けいたしまして申し訳ありません。僕は教師という立場でありながら娘さんに…特別感情を抱いてしまいその上、娘と特別な関係になってしまいました。……」

教師の言葉は続くが私は動揺してほとんど聞いていなかった。

「そして僕はその…ゆき茄さんを……。」

教師は言葉を詰まらせた
「…な…何を止まっているだ。最後まできちんと言わんか!!」

教頭先生の怒鳴り声でようやく私は自分を取り戻した

「は、はい。あの…僕は、ゆき茄さんを妊娠させてしまいました」

「え?!」

「誠に申し訳ありませんでした!!!!」

教頭とその教頭に頭を下げられた

「…。」

目の前がクラクラした。
その教師は、私の大学時代の元恋人だった。



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