彼女の誕生日を
迎える一ヶ月前…
俺は今死を迎えようと
しているみたいだ
プレゼントの予約をした
帰り道車にひかれて…
俺、真野信也は24歳になり彼女、一原香の23歳の誕生日に結婚を申し込むつもりでいたのに
なんて神様はヒドイのだろう
俺は真面目に生きてきたつもりだ
こんな終わり方あんまりだせめて彼女の誕生日まで
生きていたかった
そんな事を思っていると
急に身体が軽くなった
もう終わりなんだと覚悟したとき声が聞こえた