『私は生きる物全てを司る者…
私は…神です』
か…み?
それはこの女性が神様ってこと?
俺はそいつの言葉に
固まってしまった
でもさっき俺は事故にあった事を思うと
案外すんなりと信じる事が出来た
俺はフッと笑い
「そうか…神様か
あんたは俺が死んだから
迎えに来たんだな…」
『違います
さっきも言いましたよね?貴方はまだ死んではいないと』
俺は死んでない?
どういう事だ?
じゃあなんで神様が
俺の前に居る?
訳が分からない俺に
神様が説明し始めた
『私は貴方に頼みがあります』
「頼み?俺に?」
『はい』
なんだ?俺なんて
何も無いのに