翌朝、僕は目が覚めたらものすごい物を目にした。
いつかのように――いや、いつかよりひどい――大火事が起こっていた。
僕は、携帯を見た。佐々木から、3通も来てる。
『おい!!この前と同じ大火事だ!』
『起きろ!!寝ている場合じゃないぞ!!』
『起きたら、空き地集合!二人で話そう。』
僕は、一面に広がった焼け野原を苦々しくも見ながら空き地に行った。
「…昔からお前は遅い!!」 佐々木は前の佐々木に戻っていた。
それよりもっと…なんか、こう…覚悟を決めた男の目だった。
「…話って?」
僕は聞いた。
「あぁ。…今の状況わかってるだろ。俺も考えたけど、正直に話す。」
本の一瞬の間で、佐々木の顔つきがまた変わった。
「お前がなんだかは知らないが、…………お、俺……俺は、龍魔人と人とのハーフなんだ。」
僕は、わかっていたような返事をした。
「うん。僕は、龍神族だけど、いい?」
「とりあえずはこの状況を整理しないとな。」
今回荒らしに来た龍神族は
僕の友達だった