制服時代??

なぉ  2009-04-22投稿
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思わぬ現場に居合わせたのかもしれない。
中野と久遠のケンカ…
夕方の公園は二人の影を大きく写した。
私は動けず、影に溶け込んでいた。

「俺に気使ってんだろ?」

久遠は中野を攻めるように睨み付けた。

「そんなことはない…」

「嘘つけ、お前は俺に遠慮して自分の気持ちを殺したクセに」

ってことは…中野と久遠が好きな人は同一人物?誰?

「俺は…」

「お前はいつも正しいよ」

そう吐いて捨てた様に中野に告げると久遠は帰って行った。

私はなぜだか…動けず、固まってしまい、久遠に問いただすことも、中野を励ますことも出来なかった。

しばらくして中野も帰って行った。

一体何が起きたんだ?
理沙のことは久遠が関係している…ってことは私も?

「あーもう!!」

「千夏ちゃん?」

桜が心配そうにしている。
すいません…だって…

理沙は、次の日も次の日も来なかった。

放課後、私は桜に中野と久遠の話をした。

「え?えっえぇ?」

だよね…私なんかまだモヤモヤしてるもん。

「とりあえず、桜と私で止めといて」

「うん…でもすごい現場」

「桜と別れてすぐだよ…」

「でも、久遠理沙に、一体何したんだろ?」

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