ぶたのカズちゃん地底にいく〜最終章〜【さよならカズちゃん】

うすのろ  2009-04-22投稿
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さぁ二手にわかれた二人の運命は・・・
と、二手に別れたはずの二人が、数百メートル進むとなんと合流してしまった!
『あれ?』

『このみちはつながっていたんだ!』

『そうみたいね!』

『さて、本当にこの道は豚の国へつながっているのかな?』

『まぁいいじゃない、先に進めばわかるし』

『そうだね、さぁ進もう』
そうして、ドンドン二人で先に進んでいくと、今までに見たことが無いような、広く明るい大きな空洞に出た!

『これが・・・』

『でも、誰もいないし』

『あっ!』

『あそこに誰かいる!』

そこにはうす汚れた一人の老婆がいた。

『すみません私達は豚の国を探しにきたんですが、ここがそうなんですか?』

すると老婆が答えた

『そうじゃよ、ここが豚の世界じゃ!』

『でも、何か聞いてたのと雰囲気が違うけど?』

『何をいってるんじゃ?あんた達がどんな風に聞いてきたかしらんが、豚の国、豚の世界とは、地底深くにつくられた、人間達の世界で言う姥捨山(うばすてやま)の事じゃよ・・』

『じゃあ、なぜ豚の為の楽しい世界だとか言うの?』
『当たり前じゃ!誰が好き好んでこんな場所にくるんじゃ?だからいつしかこの場所に捨てられるものたちから、そんな言い伝えができたんじゃよ』
なんとカズちゃん達が探していたのはただの姥捨山だったのです!



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