さくら咲く頃に…第5話

しずく  2009-04-23投稿
閲覧数[145] 良い投票[0] 悪い投票[0]

次の日…

「おはよー、千葉」

廊下を歩いていると後ろから声がした。

振り返ると鈴木優花だった。

「なんだ、鈴木優花かぁ」

「なんだはないでしょ。てか、全く…いい加減フルネーム呼びやめてくれない?」

「しょうがないじゃん。癖なんだからさー」


そう、何故だかオレはフルネーム呼びの癖が治らなかった。

しかも他の人には名前だったり名字だったりで呼べるのに、どうにもこうにも鈴木優花だけは鈴木優花だった。


そんなくだらない会話をしながら教室に向かってると後ろから

「優花〜!!!!!」

と呼びながら全力で走ってくる女の子の姿が見えた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 しずく 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ