リュウが部屋を出て行き、シンはベットに寝転がった。
(育ての親を殺すなんて。俺がミケルを殺すのと同じだよな??ありえねぇ・・酷い奴。そもそもアイツが心から笑った所を見た事ある奴いんのか!!??それこそ血が繋がってない奴ではユアンしかいないんじゃねぇのかよ。何かイライラしてきた。)
シンはベットから起き上がり部屋を出て廊下を歩き階段で一階まで下り外に出た。
「どこ行くんだ??」
後ろを振り向くとリュウが立っていた。
「散歩。」
「迷子になるなよ。」
「ガキ扱いすんな。」
シンは前を向き町外れの林に向かった。
「こうゆう所やっぱ落ち着くなぁ♪」
シンが林を進んで行くと林を抜け小高い丘についた。
「景色最高♪・・・ん??お墓??」
‐クオール‐
「リンク!!」
「どうしましたイーザ様♪」
「お前にはいちよう言っておくが、シンは・・・。」
「・・えぇ!!??気づきませんでした。分かりました♪」
その頃‐アルバス‐では。
「なぁ、何で剣で受け止めなかったんだよ!!」
「面倒だっただけだ。」
「・・ぜってぇ嘘っ!!」
「煩い。嘘じゃ無い。」
「どうだかぁ〜!!」
「いい加減にしろよガルダン。」
「・・・分かったよ。」
「出掛けて来る。」
「えっ!?俺も・・」
「いい。今日は・・・。」
「!!あっ!!そっか。分かった。気をつけてなぁ〜♪」
「すぐ戻る。」
キャットは「アルバス」を出て、「ビルカ」へと向かった。