…ガ?(…それは出来るのか?)
ターコイズは恐る恐る聞いた。僕は、やっぱりと思った。
(できる。すぐには無理でも絶対できる。)
龍神族は、人間との共存を心の底では願っていた。
もっとも、ターコイズに言った程度では通じないが、これからたくさん来るであろう、龍神族のひとりひとりを説得していこう。
僕は、最後にターコイズに聞いた。
(どうやってここに来たんだ?)
グォアァァ。(長い歳月を経て、離れていた孤島が国にくっついたんだ。)
そうか。それで父さんが…。
…やっと、目標の最後の1つがわかった。
目標は調べ終わった。
龍神化のこともこれからは出来そうだ。
佐々木!!!!僕は、大事なことを思い出した!
「佐々木!終わった!」僕は、走りながらそう叫んだ。早く佐々木に言わなきゃ!
「佐々木!すんだよ。」「…倒したか?」
「ううん。説得。」
佐々木は、火消しはとっくに終わっていたが足手まといじゃ困ると思い行かなかった。と、説明してくれた。
雪が、
焼けた家を惜しむかのように
ふわふわと
舞い降りてきた