亜樹の手術は、5時間かかった…
手術室から出た亜樹は、すぐに一也の姿を探した
亜樹が気が付く前に、一也がすぐに亜樹の所に来た
「亜樹、大丈夫?キツイ?」
亜樹は、まだ麻酔が残っている状態だったから意識が朦朧としていた
病室に戻ってから一也は、亜樹の手を握って口を開いた
「とりあえず、お疲れ様!よく頑張ったね。具合悪くない?」
「大丈夫だよ。お腹空いたかな…」
「食事の許可が出たら、食べさせてあげるよ。けど、よかった…ホントは、こんな事は考えたら、だめだけど手術中に万が一なんか考えてた…」